V3にバージョンアップしたNouns DAOのガバナンスサイトで新しい仕組みが動き出しています!
というのも、Nounsへの企画の提案は、3体のNounが必要ですが、V3になったことで、Nounsを持っていなくても提案候補を提出する機能が実装されたんです。
そして、提案候補に賛同する署名が3票集まれば、本提案に進む仕組みになっています。
で、この記事を書いている時点で1つの提案候補が提出されています。
この画面を見ると、提案者はNoun547から投票権(提案権)を委任されており、提案に必要な3票のうち1票を自ら持っていることになります。
そして、残りの2票の署名を待っている段階ですね。
加えて、事前投票を行うことも可能になっているみたいです。
pNounsの2体のNounsの投票権を委任しているウォレットでこのサイトにアクセスすると、事前投票が可能なことがわかりました。
V3にバージョンアップするまでは、提案を提出するために3体を保有するか、投票権(提案権)をあらかじめ委任(delegate)してもらう必要がありました。
V3になったことで、事前の委任は不要となり、提案を候補としてNounsに出せるようになった形です(委任の仕組みは生きている)。
Nounホルダーとしては、提案提出に署名だけで済むことで、委任の手続きが不要となり、委任とその解除の手間がなくなって、より使いやすくなっていますね。
V3はフォークの実装を行うことに注目が集まっていましたが、提案候補を誰でもあげられること、Nounホルダーの署名で提案できることで、提案の選択肢た広がったのもV3の大きな特徴になっています。