はじめに
この記事では、Nouns方式のオークションを取り入れているYellow Collectiveを紹介します。
ずっと気になっていたYellow Collective。
黄色いNogglesに統一されつつ、優れたピクセルアートが日々オークションで落札され続けているんですよ。
そして、Nounsコミュニティの情報を日々発信しているThe Noun Squareの中核メンバーが創設者となっていて、発信力があることも特徴。
オンチェーンDAOの将来の形の1つがYellow Collectiveに秘められている。そんな可能性を感じています。
プロジェクト
Yellow Collectiveは、BASEネットワーク上に構築された革新的なオンチェーンクラブで、この記事を書いている時点でトレジャリーには、約40ETH(約1600万円)が貯まっています。
Nouns DAO方式のDAOのトレジャリーとしては大きな規模になっているんです。
コレクションの進化
3ヶ月ごとのコミュニティアートコンテスト開催され、新特性の追加と既存特性の廃止を定期的に実施されいて、優れた特性はNouns DAOコレクションへの「卒業」機会があり、コミュニティ投票による特性の選定が行われています。
Collective Nounders(創設メンバー)
Yellow Collectiveの創設者はThe Noun Squareの中核メンバー12名で構成され、初期段階での強力なリーダーシップを提供しています。
この点がNouns DAOとの違いの一つですね。
段階的なコミュニティへの権限移譲を計画しており、Purple DAOをモデルケースとして参考しているとのことです。
Nouns DAOとの関係性
Yellow Collectiveは、Nouns DAOの技術基盤を活用し、オープンソースプロトコルとCC0アートを採用しています。
また、同じSVGアートワークシステムとシーダーコントラクトを使用しています。
そして、クリエイター報酬の10%をNouns DAOと共有しています。
コンテンツ制作計画
The Noun Square Media Collectiveとの協力し、スーパーチェーン上での大量コンテンツ制作。
ZoraのCreator Rewardsプログラムを活用し、コミュニティによるミント活動の推進しています。
ユニークなデザイン性
Collective Nounsのデザインは、Nouns DAOをベースにしながらも独自の特徴を持っています。
ヘッドトレイトはThe Noun Squareコミュニティメンバーによる描き下ろしであり、象徴的な黄色のノグルスが全てのNFTに共通する特徴として採用されています。
背景は「Based」(ライトブルー)または「Yellow」(ライトイエロー)となっています。
なぜ「Yellow」なのか?
プロジェクト名に「Yellow」が選ばれた理由には、深い意味が込められています。
明るく前向きな色としての象徴性、Nouns DAOのオリジナルブランドカラーの一つであること、The Noun Squareのメインロゴカラーであること、そしてPurple DAOへのオマージュとしての意味合いを持っています。
コミュニティガバナンス
プロジェクトの特徴的な点として、完全なオンチェーンガバナンスを採用していることが挙げられます。
Farcasterを使用したコミュニケーションと、スナップショット投票によるコミュニティ決定により、アートコンテストや活性化施策の選定に参加することができます。
Collective Nounが示すもの
このNFTを保有することは、重要な価値観への賛同を示すシグナルとなります。
Nounsエコシステムへの愛着、BASE等のEthereum L2ネットワークへの信頼、そしてオンチェーンでのアート支援への積極的な姿勢を表現しています。
今後の展望
Yellow Collectiveは、単なるNFTプロジェクトを超えて、アートとテクノロジーの融合点となることを目指しています。
日々のオークションを通じて、継続的にクリエイターを支援し、コミュニティの力でWeb3の文化を育んでいく取り組みは、今後のNFT業界に新しい可能性を示すものとなるはずです。
なお、Yellow CollectiveのCollective Noun #375を落札させていただきました。
釣り付きなので、Nogglesの上で釣りをするピクセルアートをずっと待っていたので、落札できて本当に嬉しかったです。
Collective Noun #375を落差した後、Toady HawkさんがAdminを務めるYellow Collectiveメンバーが参加するWarpcastのグループに招待されましたよ。
Nounishな方々と繋がれる場に入れるYellow Collectiveに注目です。
Yellow Collectiveの創設者が中核をなすThe Noun Squareが配信するNoun O’Clockは、Nounsコミュニティの情報を配信していますので、Nounsの最新の動向を知るための参考にしてみて下さいね。