Nouns DAO

「Noundry Studio」でドット絵を作って「Noundry Gallery」に出品する流れを解説(Nounsにパーツを追加提案できます!)

はじめに

この記事では、「Noundry Studio」で、「Noundry Gallery」に作品を提出する流れを紹介します。

合わせて、Noundry Galleryの今後の展開も紹介しますので、ピクセルアートに力を入れてるアーティストさんの参考になればと思います。

 

Noundry Studioは、簡単にNounsのピクセルアートを作成できるサイト。

既存のNounsのパーツを呼び出してピクセルアートを作成できます。

 

また、Noundry Galleryは、Nouns DAOから資金提供を受けているアートプロジェクトで、ピクセルアーティストたちがNounsのデザインを出品する場所になっています。

 

この記事を書いている時点で、Noundry GalleryのV2へのアップグレードに合わせた、新しいコンペが行われています。

 

新しい作品はパーツごとに登録ができ、既存のNounsパーツとともに作品を提出する形になります。

 

Noundry Galleryはこれまで、Nouns DAOのProp147375で資金提供を受けています。

 

Nounsに興味があったり、ピクセルアートに自信がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

なお、Noundry Galleryの今後の動き(V3)については記事の「最後に」でまとめましたので参考にしてください。

今後の動きにも注目です!

Noundry Studioで作品を作る

Noundry Studioは簡単にピクセルアートが作れる優れたサイトです。

参考にするNounsパーツもすぐに呼び出せたりします。

ここでは、私が虹Nogglesを登録した流れを例として紹介しますね。

 

まず、Noundery Studioへアクセスしてピクセルアートを作成します。

既存のNounsパーツを呼び出す際は右側のNOGGLES、HEAD、ACCESSORY、BODY、BACKGROUNDから呼び出したいパーツをクリックします。

今回はNogglesを呼び出してみました。

このNogglesを左のメニューを使って装飾してみました。

私は常々、虹Nogglesが欲しいなぁと思っていたので、こんな感じで作ってみました。
作成した画像は「Export」でダウンロードが可能です。

 

画質も選択できます。
Noundry Galleryのコンペでは32×32 とされているので、この時はx32としました。

このようにして、Nounsパーツを作ったら、次はNoundry Galleryに提出します。

Noundry Galleryに作品を提出する

Noundry Galleryにアクセスしたら、まずは右上の「Connect」でウォレットを接続します。

 

ウォレットはメタマスクを選択。

 

メタマスクが立ち上がるので、「次へ」、「接続」と順次クリックしていきます。

 

続いた「Sign In」をクリック。

 

メタマスクが立ち上がるので、「サインイン」をクリック。

 

これでNoundry Galleryに接続が完了です。

続いて、作品を提出するために「Sbmit Trait」をクリック。

 

この画面では提出するパーツの種類を選択します。
今回は、先ほど作った虹Nogglesを登録したいので「NOGGLES」をクリック。

 

次の画面で、作成した画像をドロップするか、クリックしてフォルダ内の画像を選択してアップロードします。

 

アップロードされた画像が正しいことを確認して「NEXT」をクリック。

 

アップロードした画像(虹Noggles)が暫定的なNounsパーツと一緒に出てきます。
登録するパーツ以外を変えたい場合は、下にあるアイコンをクリックして選択すればOK。

 

パーツを選んだら「Submit」をクリックして登録します。

 

これで登録が完了。
登録したパーツと他のパーツのバリエーションが表示されます。

 

上で紹介した虹Noggles(右)以外に、NigiriヘッドのSmileバージョン(中央)や、箸のアクセサリー(左)も登録してみました。

最後に

Noundry GalleryがNouns DAOのProp375で資金獲得した内容にも注目です。

提出されたピクセルアート作品をNouns DAOのオンチェーンアートとして提案する機能を実装することが想定されています。

 

また、プロップハウスで選出されたキュレーターによるオープンラウンドも予定されているようです。

現在、実施中のGarden RoundのNoundry Galleryバージョンをイメージしているみたいですね。

10人のキュレーターを選出して、プロップハウスでオープンラウンドを実施する内容のようです。

オープンラウンドの概要

  • キュレーターは10人
  • 8人以上のキュレーターから「いいね!」を受けると、0.1ETHの賞金ゲット
  • 予算は10ETHで、100個の作品を選出

 

選出されるキュレーターが受け取るNFTのモックアップ。

このキュレーションプログラムは、2024年1月に開始する予定みたいです。

 

自分のピクセルアートを出品して、資金を獲得したり、Nouns DAOのオンチェーンアートとして採用される可能性もあるNoundry Galleryに注目です。

ピクセルアートに力を入れている方の参考になれば嬉しいです。

 

追加情報(2024年5月22日)

Noundry Galleryにアップロードしたドット絵のパーツをNouns DAOのオークションに出てくるパーツとして登録する提案ができるようになりました。

Nounsへのパーツ登録の提案を出すためには提案の中でコードを書く必要があるんですが、Noundry Galleryを使うと、コードの知識がなくてもNounsの提案を行える画期的な仕組みです。

具合的には、登録した作品を選択に「Proposal」ボタンがあるのでそこから手続きを行うことになります。

 

提案する際は前提条件があるので注意してくださいね。

  • ガイドラインに従っているか(ガイドラインはこっち
  • 作品を作った本人であるか
  • Nounsに準拠しているか
  • Nounsホルダーであるか、あるいは0.01ETHをウォレットに保有しているか

提案は定型になっているようですが、自分のコメントも追加可能です
(Nounsの提案はマークダウン形式で記載が可能です)

 

手続きを進めるとNouns DAOへ提出されるますが、無名でいきなり提案しても可決される可能性は低いので、コミュニティ内で認知を上げてから提案すると良さそうです。

 

【具体例】Prop Houseの「Nouns House」に提案する流れを解説(例:Gardener立候補の提案)この記事では、"Gardeners"の立候補提案を例にとって、「Nouns House」に提案を出す流れを紹介しました。「Nouns House」から資金調達を行いたい人の参考になればと思います。...