はじめに
この記事では、「Noundry Studio」で、「Noundry Gallery」に作品を提出する流れを紹介します。
合わせて、Noundry Galleryの今後の展開も紹介しますので、ピクセルアートに力を入れてるアーティストさんの参考になればと思います。
Noundry Studioは、簡単にNounsのピクセルアートを作成できるサイト。
既存のNounsのパーツを呼び出してピクセルアートを作成できます。
また、Noundry Galleryは、Nouns DAOから資金提供を受けているアートプロジェクトで、ピクセルアーティストたちがNounsのデザインを出品する場所になっています。
この記事を書いている時点で、Noundry GalleryのV2へのアップグレードに合わせた、新しいコンペが行われています。
- 提出期限:2023年12月10日PST
- 賞金:0.5ETH×10個
- 審査員:@amiyoko_eth, @facuserif, @Goldypix, @krel404、@modrovsky, @tummlin
新しい作品はパーツごとに登録ができ、既存のNounsパーツとともに作品を提出する形になります。
Noundry Galleryはこれまで、Nouns DAOのProp147、375で資金提供を受けています。
Nounsに興味があったり、ピクセルアートに自信がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
なお、Noundry Galleryの今後の動き(V3)については記事の「最後に」でまとめましたので参考にしてください。
今後の動きにも注目です!
Noundry Studioで作品を作る
Noundry Studioは簡単にピクセルアートが作れる優れたサイトです。
参考にするNounsパーツもすぐに呼び出せたりします。
ここでは、私が虹Nogglesを登録した流れを例として紹介しますね。
まず、Noundery Studioへアクセスしてピクセルアートを作成します。
既存のNounsパーツを呼び出す際は右側のNOGGLES、HEAD、ACCESSORY、BODY、BACKGROUNDから呼び出したいパーツをクリックします。
今回はNogglesを呼び出してみました。
このNogglesを左のメニューを使って装飾してみました。
私は常々、虹Nogglesが欲しいなぁと思っていたので、こんな感じで作ってみました。
作成した画像は「Export」でダウンロードが可能です。
画質も選択できます。
Noundry Galleryのコンペでは32×32 とされているので、この時はx32としました。
このようにして、Nounsパーツを作ったら、次はNoundry Galleryに提出します。
Noundry Galleryに作品を提出する
Noundry Galleryにアクセスしたら、まずは右上の「Connect」でウォレットを接続します。
ウォレットはメタマスクを選択。
メタマスクが立ち上がるので、「次へ」、「接続」と順次クリックしていきます。
続いた「Sign In」をクリック。
メタマスクが立ち上がるので、「サインイン」をクリック。
これでNoundry Galleryに接続が完了です。
続いて、作品を提出するために「Sbmit Trait」をクリック。
この画面では提出するパーツの種類を選択します。
今回は、先ほど作った虹Nogglesを登録したいので「NOGGLES」をクリック。
次の画面で、作成した画像をドロップするか、クリックしてフォルダ内の画像を選択してアップロードします。
アップロードされた画像が正しいことを確認して「NEXT」をクリック。
アップロードした画像(虹Noggles)が暫定的なNounsパーツと一緒に出てきます。
登録するパーツ以外を変えたい場合は、下にあるアイコンをクリックして選択すればOK。
パーツを選んだら「Submit」をクリックして登録します。
これで登録が完了。
登録したパーツと他のパーツのバリエーションが表示されます。
上で紹介した虹Noggles(右)以外に、NigiriヘッドのSmileバージョン(中央)や、箸のアクセサリー(左)も登録してみました。
最後に
Noundry GalleryがNouns DAOのProp375で資金獲得した内容にも注目です。
提出されたピクセルアート作品をNouns DAOのオンチェーンアートとして提案する機能を実装することが想定されています。
また、プロップハウスで選出されたキュレーターによるオープンラウンドも予定されているようです。
現在、実施中のGarden RoundのNoundry Galleryバージョンをイメージしているみたいですね。
10人のキュレーターを選出して、プロップハウスでオープンラウンドを実施する内容のようです。
オープンラウンドの概要
- キュレーターは10人
- 8人以上のキュレーターから「いいね!」を受けると、0.1ETHの賞金ゲット
- 予算は10ETHで、100個の作品を選出
選出されるキュレーターが受け取るNFTのモックアップ。
このキュレーションプログラムは、2024年1月に開始する予定みたいです。
自分のピクセルアートを出品して、資金を獲得したり、Nouns DAOのオンチェーンアートとして採用される可能性もあるNoundry Galleryに注目です。
ピクセルアートに力を入れている方の参考になれば嬉しいです。
追加情報(2024年5月22日)
Noundry Galleryにアップロードしたドット絵のパーツをNouns DAOのオークションに出てくるパーツとして登録する提案ができるようになりました。
Nounsへのパーツ登録の提案を出すためには提案の中でコードを書く必要があるんですが、Noundry Galleryを使うと、コードの知識がなくてもNounsの提案を行える画期的な仕組みです。
具合的には、登録した作品を選択に「Proposal」ボタンがあるのでそこから手続きを行うことになります。
提案する際は前提条件があるので注意してくださいね。
- ガイドラインに従っているか(ガイドラインはこっち)
- 作品を作った本人であるか
- Nounsに準拠しているか
- Nounsホルダーであるか、あるいは0.01ETHをウォレットに保有しているか
提案は定型になっているようですが、自分のコメントも追加可能です
(Nounsの提案はマークダウン形式で記載が可能です)
手続きを進めるとNouns DAOへ提出されるますが、無名でいきなり提案しても可決される可能性は低いので、コミュニティ内で認知を上げてから提案すると良さそうです。